今回ご紹介するコージー・ピザは、北中城村の畑に囲まれたこじんまりとしたピザ屋さん。しかしそのモットーは「いつもピザが答えをくれる」と自信たっぷり。このレストランのことは訪れる前はほとんど知らなかったのですが、実は沖縄でも指折りの隠れた名店を偶然発見することになるとは、この時は思いもしませんでした。
コージーとは英語で「親しみやすい、居心地の良い」と言う意味で、まさにこの店のためにあるような名前。店内は小さな家のようにくつろげる空間で、まさにその家のリビングで食事をしているような感覚になります。また、寝室が個室へと改装されており、お子様連れのお客様や、特別なお食事にピッタリ。そしてキッチンは、「厨房」というよりいわゆる実家の「台所」的雰囲気。朝に目覚めのコーヒーを飲んで来ていなければ、思わず「お母さ~ん、コーヒ…」と声をかけてしまいそうなほどです。そこから出される食事はというと…最高!ピザは注文を受けてから作るため少し時間はかかりますが、この手間でさらに美味しくなるのです。その味、その食感…まさに至福の時。実際、一口目を食べてからは頭の中で幸せの歌が鳴り響き、その後のことはあまり覚えていません。とろけたチーズで口の中を少し火傷してしまいましたが、それにも後から気づく始末。でも、直径20センチの熱々ピザを美味しいうちに味わうためなら、これくらい甘んじて受けましょう。今回、デラックスと、ナポリスタイルのアルティジャーノピザを注文しましたが、チーズとトッピングの割合も完璧で、すべての食材がお互いを引き立て合っていました。また、サラダやチキンウィング、デザートなどもあり、ここでランチは完結。価格は、15センチのSサイズピザが約1,000円、シェアできるサイズになると1,500円からになります。
コージー・ピザまでのアクセスはちょっと複雑…例えばリージョンゲートからですと、まっすぐ行って、右折、また右折、そして左折、そしてさらにちょっと左折、という感じ…。ここは素直にGoogleマップで行ってくださいね。すーじぐゎーがたくさんあるので、正確にここで説明することはとても難しいです。私もGoogleマップを使いましたが、2回ほど間違って曲がってしまいました。近くなるとピザの形をした看板が出て案内してくれますので、そこまで頑張ってください!ご褒美のピザが待っている迷路だと思って、道中も楽しんでくださいね。
営業時間:午前11:30~午後9:00(火曜定休)